会議室:「paper8」
自験例では、低エコー病変の再現性が乏しく、 かなりの件数施行しても大多数は陰性でした。 重症例でないとエコーで陽性にならず、感受性が低い対象でしょうか。 また、エコー病変は浮腫の像でしょうか。 高エコー病変の報告が以前にあったと記憶してますが、 高エコーに描出される可能性もありますか。
大分県済生会日田病院整形 西岡英次 さんからのコメント
(2002年 7月 11日 木曜日 11:26:26 AM)
重症例では浮腫像がみられやすいことはMRIの報告もあるようです。外上顆炎では増悪、緩解を繰り返すことが多く、所見がみられないこともあると思います。今回2年以上の例は3例であり、高エコー像はみられませんでしたが、腱の変性があれば高エコー像もみられるのではないかと思います。