会期: 2003年7月5日(土)
会場: 済生会吹田病院 東館センターホール
(JR吹田駅から徒歩約20分,タクシー約5分,阪急相川駅から徒歩約10分)
主題(メインテーマ):整形外科領域における超音波検査の標準化.
特別講演: 腱板断裂の診断と治療(群馬大学教授高岸憲二先生)
シンポジウム: 腱板断裂の超音波検査の適応と診断基準
新しい試み 1)超音波の治療への応用
2)超音波検査の新しい技術
3)スポーツ選手に対する超音波診断の応用
ランチョンセミナー: 超音波からみた野球肩(久恒病院院長原正文先生)
プログラム(ここをクリックしてください。演題に対する質問はここへメールしてください。)
演題募集: 主題以外に,一般演題,新しい試み,その他のテーマも広く募集しますので奮ってご応募ください.発表はビデオ,パソコンによる発表に限ります.
演題締め切り: 2003(平成15)年5月31日必着.締め切りすみ
応募方法: 抄録は本文のみ800字以内(図表は不可)で,演題名,演者名,所属(いずれも英文表記を入れてください),連絡先(住所,電話,FAX,メールアドレス),発表形式を明記して下記事務局までE-mail(添付ファイル)でご応募ください.添付ファイルはMicrosoft Wordをご使用ください.
事務局: 〒564-0013 大阪府吹田市川園町1-2 済生会吹田病院
第15回日本整形外科超音波研究会(担当医師:岩田,担当事務:中井)
TEL:06-6382-1521,FAX:06-6382-1524
E-mail:15jsou@suita.saiseikai.or.jp
会長 黒川正夫
関連リンク:
第15回日本整形外科超音波研究会によせて
会長 黒川正夫(済生会吹田病院整形外科)
本研究会は過去15年にわたりわが国における整形外科領域における超音波検査,治療の発展に寄与してきました.
超音波検査機器の発展は目覚しく,画像解像度の著しい向上が見られるばかりか,3次元再構成も容易になりつつあり,診断精度はますます向上し,整形外科領域における応用範囲はますます広がっております.最近ではこれに加えて超音波の治療への応用も行なわれるようになっております.
一方,在院日数の短縮が要請され,包括医療も現実になってきた現状では,治療単価削減のための方策が模索されております.また医療に対する安全管理・リスクマネージメントのためにエビデンスに基づいた医療の標準化もすすめられており,このような流れの中で超音波検査・治療の適応,基準づくりが急務となっていると考えます.
このような時期に第15回日本整形外科超音波研究会を主催させていただきますことを誠に光栄に存じております.本年は7月5日(土)に済生会吹田病院東館センターホールを会場に開催させていただきます.
第15回本研究会の主題(メインテーマ)を“整形外科領域における超音波検査の標準化”としたいと思います.
その中で特に肩腱板の超音波診断に注目し,特別講演として群馬大学教授高岸憲二先生に“腱板断裂の診断と治療”をお願いたしました.またシンポジウムには“腱板断裂の超音波検査の適応と診断基準”を取り上げました.さらに新しい試みとして1)超音波の治療への適応,2)超音波検査の新しい技術,3)スポーツ選手に対する超音波診断の応用を予定し,これに関連してランチョンセミナーとして久恒病院院長原正文先生に“超音波からみた野球肩”をお願いいたしました.
21世紀の整形外科の歩むべき道とその中に占める超音波診断・治療の役割について討論を深めたいと考えます.